静銀リースでは、SDGsへの取り組みの一環として、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に取り組む企業を金融面から支援・推進に取り組んでいます。
また、しずおかフィナンシャルグループの環境方針を遵守し、環境負荷の低減に向けて取り組んでいます。
今後も、当社の活動から排出されるCO2の削減に努めるとともに、環境分野への取り組みとして、環境省が提唱する脱炭素経営に向けた3つのステップ「知る」「測る」「減らす」の普及のために、ESGリースやカーボン・オフセットオートリース等のサービスを提供してまいります。
しずおかフィナンシャルグループでは、気候変動が引き起こす影響が経営リスクになることを認識し、持続可能な社会の実現に本業を通じて貢献していく方針を明確化するため、環境方針を制定しました。グループ各社において温室効果ガス排出量測定の精緻化および削減に努めていくとともに、それぞれが自社のサービスを通じて持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
詳細については、しずおかフィナンシャルグループの環境方針をご確認ください。
静銀リースでは、環境省の「ESGリース促進事業(※1)」に係る指定リース事業者への採択を通じて、お客さまの脱炭素化に向けた取組みを支援しています。本事業を通じて、地域におけるカーボンニュートラル実現をめざすとともに、地域企業の脱炭素経営の取り組みや企業価値の向上を支援するなど、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1 | 脱炭素機器をリースで導入される場合、リース事業者に助成を行うことでお客さまが負担するリース料の低減を行う事業です。 |
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2023年度よりオートリースサービスのひとつとして「カーボン・オフセット(※2)オートリース」をご提供しています。
本サービスでは、お客さまが使用するリース車両の車種ならびに走行予定距離に基づきCO2排出量を算出し、カーボン・オフセットを実施します。
本サービスの提供を通じて、地域のカーボンニュートラル実現に向け、地域企業の脱炭素経営の取り組みや企業価値の向上を支援するなど、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※2 | 「カーボン・オフセット」とは、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせること。 |
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静銀リースでは、しずおかフィナンシャルグループの環境方針を遵守し、環境負荷の低減に向けた取り組みの一環として、営業車両のエコカーへの切り替えを進めています。その上で2022年度から自社の営業車両から排出された CO2に関して、J-クレジット制度を活用した「カーボン・オフセット」を毎年度、実施しています。
静銀リースでは、 2022年度に東京証券取引所が経済産業省から受託、実施した「カーボン・クレジット市場」に参加し、カーボン・クレジットの知見を広げるとともに、地域の脱炭素化の貢献に努めています。
リース期間終了後のリース物件の処理に関しては、ユーザー買い取り、買取業者への売却、サプライヤーによる下取り、自社で処分すべき物件については、環境関連法制やガイドラインに準拠し、産業廃棄物処分業者と連携して適正に処分しています。
(1) |
買取業者への売却
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サプライヤーによる下取り
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マニュフェスト処理(処分)
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環境についてポジティブなインパクトを与える活動として、環境関連リースの推進や環境・省エネ分野の積極的な推進、地元有力サプライヤーとの連携強化による環境関連事業の増強など、リースを通じた環境負荷低減の推進を行っています。
しずおかフィナンシャルグループとともに環境方針を設定して環境負荷低減に努め、リースが終了した物件の廃棄物の適正処理による3R(リユース、リデュース、リサイクル)の促進や廃棄物削減など、環境面での貢献に努めています。
モニタリング期間 | 2019年7月30日~2026年7月30日(5年0ヵ月) |
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借入金額 | 1,000,000,000円 |
資金使途 | 運転資金 |
モニタリング体制 | 一般財団法人静岡経済研究所とともに「ポジティブ・インパクト金融原則」に従い構築した内部管理体制のもと、インパクト評価で特定したKPI について、静岡銀行が融資期間中における当社のインパクトパフォーマンスのモニタリングを実施 |
当社は、当社の企業活動が社会・環境・経済に与えるインパクトとして、以下のとおり重点取り組み項目評価指標を設定しています。
環境面 |
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経済面 |
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社会面 |
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